​正しい姿勢は正しくない

 正しい姿勢とは、まるで正義であるかのように使われがちな「言葉」ですが、では一体正しい姿勢の概念とは何なのでしょうか?

 様々な整体やマッサージ、民間療法のホームページを探ってみると、正しくないとされる姿勢の多くは、骨盤が曲がっていたり、背骨がズレていたり、足の長さが違っていたり、肩の高さが違ったり、顔が歪んでいたりと表現されていることが多いようです。

 

 しかし、これらでは「真っ直ぐとは何を基準線として真っ直ぐというのか」という部分が明らかにもされずに、単に「長さが違う」「曲がっている」という表現は、論理として全く成り立っておりません。つまり、我々は「正しい」から受ける心象から導き出された「意図的で誤った誘導」に流されている事に気が付く必要性があると思います。

 では、正しい姿勢とは一体どのような事を指すのか、本質について考えてゆきたいと思います。

 植物や花は、太陽の光を受けるために、体を折れ曲げてまで生命に必要な機能を維持しようとします。これは異常なことでしょうか?

 人間も同様に、口から食べ物を食べ、消化器系から栄養を補給、吸収し、やがて全身の細胞や筋肉、骨、血液へと変換されます。そしてそれを維持し、新陳代謝を繰り返して機能している事が「生きる=健康」という事です。

 では、体が機能しなければどうなるのでしょうか?

 当然、新陳代謝どころか、維持すらできなくなるでしょう。

 つまり、体は置物や飾りのように、真っ直ぐで正しいとされる「見た目」が重要なのではなくて、体が十分に機能する事が重要だという事です。

 しかし、実際に解剖して人骨を観察してみると、左右対称な人は誰一人としておらず、人それぞれ臓器の大きさも違えば、骨も左右では非対称で、関節の角度そのものも違います。

 この状態で見た目の「いわゆる真っ直ぐさ」というものを強いるということは、その人それぞれにとっては正しくないという事を意味します。

 更にいえば、見た目を真っ直ぐにするという事は、それぞれが左右で違う作りの内臓や血管、神経を、無理やり正しいハズだと思われる部位に強制することから、逆に骨格によってそれぞれの機能が阻害され、体の働きを弱めてしまうわけです。

 よって、正しい姿勢とは「個々の体に合ったニュートラルなポジション」という事です。

 左右対称な関節を持った人がいない以上、もはや真っ直ぐは正しくないというわけです。むしろ曲がっているからこそ機能することを認めなくてはなりません。

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